ぼくらは炎天下
https://soundcloud.com/rikzfz0hf8bw/owdx8yx1zppd
夢に見てたよ
君の横顔と うだる暑さの真夏を
思い出したよ
僕の正直と うだる暑さの真夏を
何かが渦巻いて光った
何かが燃え出してたんだ
分からないな分からないままだな
僕らは炎天下 隅っこに何かを置いてった
笑わないで聴いててくれ
存外無愛想なりにも
勇気を出していた 端っこで確かに輝いた
夏はすぎて今更 歌っているさ
夢に見てたよ
君の横顔と うだる暑さの真夏を
空を見上げたよ
吹いた秋風は 妙に落ち着いているな
何かが渦巻いて光った
何かが燃え出してたんだ
分からないな分からないままだな
僕らは炎天下 隅っこで叫んで散らかした
呆れないで見ていてくれ
存外不安症なりにも
前だけ向いていた ひたすら前だけ向いていた
それがどうだろう 今はもう 後ろを悔やむ
何かが渦巻いて光った
何かが燃え出してたんだ
分かったんだ 分かったんだ それは夏に消えた
何かが渦巻いて光った
何かが燃え尽きてゆけばいいさ さよならをしようか
僕らは炎天下 隅っこに何かを置いてった
笑わないで聴いててくれ
存外無愛想なりにも
勇気を出していた 端っこで確かに輝いた
夏はすぎて今更 歌っているさ
それじゃさよなら またいつか
高校2年の夏に作った曲です。自転車に乗ってる時に歌詞とともに思いついたサビのフレーズをもとに作った曲です。
何故かはわからないですが自転車を漕いでる時にいい曲が思いつくことは多いです。あと寝る直前の意識が朦朧としているとき。後者は絶対録音し逃して惜しい思いをします。寝る直前なので良い曲な気がしているだけかもしれません。前者ではすぐ漕ぐのを止めてボイスメモします。
通っていた高校に、1週間で合唱祭、文化祭、中夜祭、体育祭をすべてこなすという狂った行事がありまして、高2のときはその祭の運営として動いていました。
その祭のエンディングテーマとして、勝手にこの曲をあてたという形です。
別にその行事中に発表する機会があったとかじゃなくあくまで勝手にです。
滅茶苦茶に忙しい夏だったのですが、ドMなこともありその行事のことがとても好きだったというか、自分にとって様々な意味でなくてはならないものであったため曲まで作ることができたのだと思います。
その行事がなければとっとと音楽に集中できて、もしかしたら今よりも少し高いフィールドにいられたのかもしれないというぐらい時間をつかいました。
でも高校入学前のゴミ人間だった自分が様々なことを学べた場だったので後悔していません。今も結局根はゴミなんですが、端的に言えば、ゴミでも役立つにはどう生きたらいいかということを知れました。
置かれた場所で役に立たなければ、すぐさま自分が動いて場所を変えるか、役立つまでやる。結局人間それしかないのだということを学びました。
自分でやるしかないのです。場所それ自体に変化を望むのは怠慢です。
そういった場で得た哲学と一生付き合っていけたらなとおもいます。
祭がない暇な夏を4年ぶりに今過ごしていますが、寂しいともならずむしろその暇を自分で忙しくしていくエネルギーを持って過ごせています。
9/10追記
ここまで書いて、「こんな好きだったかなあ」とか思って書き直しかけたのですが、ちょうど今日後輩のその祭を見てきて、払拭されました。すごく楽しそうでした。
やってる音楽がひねくれているので、文化祭とか合唱祭とか全然やらないタイプに見られがちなんですが、逆です
すごくちゃんとやるし人にもやらせたがるタイプです
そういう人が苦手な人はごめんなさい
僕は実用的じゃない行事が大好きなタイプだし、人に対して余計なお世話もしてしまう気質です。
人を巻き込んでまで自分が楽しくなければ気が済まない。
「なんで頑張らないの!?それで人生退屈じゃないの!?」
みたいな。最近は、「人には人の地獄がある」ということをようやくわかり始めて、その気質も収まっているのですが。根はそんな感じです。
小さいころは、自分がやりたい「だるまさんがころんだ」を周りの友達に却下されたら泣きじゃくって、そのまま母に首根っこ掴まれて家まで引きずられていました。
そういうやつが作っているというつもりで曲を聴いてもらえると聞こえ方も変わってくるかと思います。