ぺんたぐみラストライブによせて②
8/8当日のオリジナルステージは
1.プロローグ
2.一枚撮って
3.スーパーヒーロー
4.さそり座にて
5.帰り道、赤い色
6.エピローグ
7.ぼくらは炎天下
8.ティーンエイジ・シンデレラ
en.エンターテイナー
でした。曲順に書いていこうかと思ったのですが、ぺんたぐみの思い出とかも含めて書いていきたいので、作った順に書いていこうと思います。
さそり座にて
エンターテイナー
帰り道、赤い色
エピローグ
ぼくらは炎天下
ティーンエイジ・シンデレラ
スーパーヒーロー
一枚撮って
プロローグ
となります。まずは「さそり座にて」から。
https://www.youtube.com/watch?v=rqCjdBzGVoc
羅針盤定めて 身体一つ旅の途中
悪かないが少々退屈さ
耳鳴りを拾って 歌を歌い歩こうか
行き先を決めようか
例えばカシオペア
例えばアンドロメダ
ぼくはどこに生まれて死ぬのかな
あの空を見上げて 点と点を繋いで
無理やりに絵を描いて 夢を見たんだ
全天八十八の 一つ一つが物語
誰かの命の光
聞いた話
いつもいつも神様に近いのは
可哀想な方なんだって
そんなもんだって
このまま ぼくが一人 残ったなら
何度何度泣いても足りないんだろう
君とは隣が良い
サソリが燃えていて その火が眩しくて
君の幸せのために 死にたい
あの空を走った 少年達は生きてた
オリオンを殺す夜に 燃え尽きるまで
全天八十八と 君とぼくとの物語
終わらないはずだったのに
あの空を見上げて 点と点を繋いで
無理やりに絵を描いて
全天八十八と 君とぼくとの物語
神様のすぐ近くに
ふたりの命の光

高校1年の秋に作曲したものです。sus4をアヴォイドノート関係なく連打したリフから着想を得て制作しました。
sus4が宇宙っぽいのでそういう曲になりました。当時はもっとコードがシンプルで、かつ歌詞も単に星とか宇宙についてのものでした。
その後ボーカルが代わりしばらく演奏する機会はなかったのですが、個人的に好きな曲だったのもあり、その後高3になって改めてこの曲を演奏することになりました。
そこまで色々勉強したことを使いたかったので編曲をし、また歌詞も「銀河鉄道の夜」のオマージュにて書いたものにリライトしました。
編曲はちょっと「勉強したこと使いたかった」感が出すぎている気がしないでもありません。複雑です。メチャクチャ歌いづらいし、
音楽理論は知ると便利なのですが、中途半端に知ってしまうとこういうことが起こるものです。もっと知り尽くさねばと思います。
歌詞はかなり気に入っています。宗教的モチーフとか、神話、よく知られた物語から借用して歌詞を書くことがとても多いのですが、いい具合に「銀河鉄道の夜」の再解釈ができたかなと思います。
宮沢賢治作品は難しい言葉を使わずまた直接的な言葉を使わないため、本当はこういった「ザ・ポップス」な曲には向かないモチーフだと思っているのですが、より色の濃い言葉、また宮沢賢治とは関係のない個人的な感想も使って再表現した形となります。
何かを大切にすることで必ず訪れる破滅と、その美しさ
がテーマになってます。
思えばそういうテーマの曲ばっかりかもしれない…
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